はるログ

世に言う「裏垢」女子の手記です。 メンヘラはこうして生まれて、こうして立ち直って行く、その全て。 色鮮やかに見えていても、もう既に褪せてしまっていても、全てがわたしの糧となり、今を形成していると思っています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

☆300円の牛丼を奢れない、32歳の男

さて、裏垢女子として、一つ書き足して置くとするならば。 様々な男と過ごしてきたこの約15年の間、常に特定の一人と「片思い」ないしは「交際」していた。 14歳からは、神の使いこと王子をただひたすら思っていた。 そしてその想いに被せるように、彼氏がい…

☆いつの間にか父親になった男

齢13のとき、初めての彼氏ができた。 「好きです」「付き合ってください」という正しい通過儀礼を通してできた初めての存在だったので、わたしの中では彼が初めての彼氏という認識である。 はじめに注意しておくと、わたしの話には、同じ学校の友人はほとん…

2人の王子様と、ただ一人の親友

わたしには世界で一番、これ以上なくて、この先もないような王子様がいた。 端的に言うならば、いわゆる白馬の王子様のような存在で、彼の全てに心が惹かれていた。もはや神様のような人だった。 そして今は、これ以上もこの先も、もしかしたら同じような人…